からんころん

アラサーol日々のこと。

『産科医が教える 赤ちゃんのための妊娠食』宗田哲男~妊婦はたんぱくリッチ食をすべし!~

お久しぶりです。ななこです。
ものすごく久しぶりにブログ更新しますが、妊婦になりました!!

予定日は10月14日です**
初めてので不安なこといっぱーい!
なので妊婦情報GETするため色々本を読んでます。

本の内容をシェアしたいと思いましたが、Twitterだと書ききれないので
このブログをしたためます。
今日はこの一冊です。

『赤ちゃんのための妊婦食』宗田哲男

4900人の妊婦を食事指導した、産科医の宗田先生の著書です。私はとっても参考になりました。

結論は妊婦はタンパクリッチな食事にすべし!!です。
妊婦仲間のみなさまにシェアしたいので拙い文章ですがまとめさせていただきます。

私は元々、妊娠前から朝はオーガニックプロテインを朝一で飲んで、その後味噌汁と糖質少々、昼は好きなもの、夜は糖質を抜いて野菜、お肉、お魚たくさんなど、完全に糖質は抜かないけど、糖質を制限した食生活でした。

理由は糖質は身体を動かずエネルギーとなるものなので、夜は採る必要はない、夜はむしろ身体を作ったり肌を綺麗にしてくれるタンパク質と野菜をたくさん採るべしという考え方に立っていたからです。

一方、妊娠してから、バランス良く食べなくてはと思い、糖質(ごはん)も三食しっかり採るようになりました。

しかしこの本に出会ってから、妊娠しても糖質少なめ、タンパク質多めでいいのだと理解し、また糖質少なめの食生活に戻しました。

(でも我慢はしませんよ~
糖質も必要な栄養素なので、ちゃんと取ります。
今は夜も少々とってます。
お菓子も食べます笑
でも食べるときは基本、食物繊維と一緒。
でもカフェ行ったらケーキやパンも食べたい。
そんなときは難消化性デキストリンを必ず一緒に取ります。
食物繊維のお話はまた別途したいです。)

調子はとーってもよいです。
妊婦なのに走れそう。笑
今のところ妊娠糖尿病もなく、体重の大幅増加もなく、ついでに便秘等の不調も全くありません(o^-^o) ※22週現在です。

色んな考え方があるかと思いますが、私はこの本の内容に賛同して実践注です。簡単に本の内容をまとめたいと思います。

1 妊婦はたんぱくリッチ食だ!

この本の結論はこれにつきます。
「とにかく妊婦はたんぱくリッチ食をすべしである!」
と宗田先生はおっしゃっています。

2 たんぱくリッチ食とは?

ではたんぱく質リッチ食とは具体的にどんな食事でしょうか。
先生は4つポイントをあげてます!

①良質なたんぱく質を十分摂取する。
※妊婦に限らず1日のたんぱく質量 体重×1.0~1.5g(体重50キロの人は1日 50g~75g お肉100gとってもたんぱく質量は15gしか取れないので結構頑張らねばです。私はプロテインにも手伝ってもらってます)

②良質な油を取る。※トランス脂肪酸はダメ絶対!

③糖質量を調整する。
※妊婦に限らず1日の糖質摂取量 130~150g(ご飯一膳で糖質量は55gです。)

④鉄を十分に摂取する。

2 たんぱくリッチ食の効果

たんぱくリッチ食をするとどんないいことがあるのでしょうか?
いいことばっかりです!笑
しかも妊活中も産前も産後もです!!
(うちは避妊やめて一回で妊娠しました。夫婦そろってびっくりしましたが、この食生活のおかげかもでした。)

たんぱく質リッチな食事のいいこと5つ!
①妊娠しやすい体になる
②妊婦も胎児も栄養状態が良くなる
③妊娠糖尿病の予防・改善効果が高い
産後うつになりにくい
⑤赤ちゃんの発育がよくなる

いいこといっぱいですね❤️
私はいま現在妊婦なので、
いいこと二つ目のたんぱくリッチな食事がなぜ胎児と妊婦にいいのか次にご説明します

(本にはそれぞれの理由が明記してあります)

3 多くの妊婦はたんぱく質不足&胎児はケトン体人間だ!

ではなぜたんぱくリッチ食が妊婦にとっていいのでしょうか。

理由として、宗田先生は、日本の多くの妊婦がたんぱく質不足であり、逆に糖質は取りすぎの糖質過多の状態であるとしています。
菓子パンやパスタなどの麺類、清涼飲料水、お菓子等の摂取量が増える一方、たんぱく質摂取量は減少の一途を辿り、現在は1950年の半分の摂取量となっています。

その結果、胎児に何が起こるかというと、低体重児の増加です。
なんと日本は世界の先進国の中で最も低体重児(産まれてくる赤ちゃんの体重2500g未満)の割合が高く、現在では10%を上回ります!
これは完全にたんぱく質が不足していることが原因であるそうです。
また糖質過多であると、妊婦は適正な体重増加をすることができず、妊婦自体は体重が増えぎてしまいます。
妊婦糖尿病の発症リスクが高まり、産道に脂肪がつきすぎることは難産の原因になります。

たんぱく質リッチは妊婦の体重増加を抑えながら(6キロ程の増加に留める)、胎児を適正体重まで育てることが可能です。

さらに、理由の二つ目として、胎児はケトン体をエネルギーとするケトン体人間であるため、良い油を積極的に採り、糖質は採りすぎないようにする必要があるとしています。

ケトン体は脂質を分解してできます。一方ブドウ糖はケトン体の生成を抑制します。
脂質はケトン体を作りやすく、糖質はケトン体を消す方向に働き、タンパク質はその中間です。
したがって、脂肪が多く糖質が少ない食事を摂取することにより、ケトン体を体内で生成させることができます。


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以上です!ざっとまとめましたが、妊婦さんにシェアしたいことはもっとあります**
のでまた書きます(o^-^o)
(具体的にどんな油がいいかなど)
大変勉強になる本でしたのでおすすめですー

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